• [ライブレポート] MIYAVI In Los Angeles (2018.05.08, El Rey Theatre)

    5月8日。El Rey Theatre にて、MIYAVIの”DAY2” World Tour 2018のLA公演が行われた。 Read the English version here! 開場前。平日の夜にもかかわらず、会場の外には長蛇の列ができていた。前回のLA公演から約1年。今回はどんなショーを魅せてくれるのか、ファンたちは期待で胸がいっぱいのようだ。 午後8時半。「Flashback」というパワフルな楽曲でステージに登場したMIYAVI。銀髪にライダースジャケットで登場した彼はまさにロックスターの風貌だ。ライブでは常に大盛り上がりを見せる「So On It」、そして「In Crowd」が続いた。 MCではバンドメンバーを紹介した後、自身の近況報告や告知が続いた。観客の中にはアニメファンも多く、彼も出演する実写映画「BLEACH」の話題になると、大きな歓声がわき上がった。LAで過ごす家族との時間についても触れ、「本日のアシスタント」と長女をステージに呼ぶと、会場は温かい拍手と声援に包まれた。 昨年末、MIYAVIは日本人初となるUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)の親善大使に任命された。MCでは、その活動についても語った。レバノンの難民キャンプで感じたことを赤裸々に話した。ギターを片手に難民と交流を続けているMIYAVI。MC中には、こんな言葉も残した。 「音楽は直接世界を変えられないかもしれない。だけど、音楽は人を変えられる。そして、人には世界を変えられる力がある。」 今回のライブでは、アルバム「Fire Bird」からの楽曲やKREVAとのコラボ曲「STRONG」など、数々の勢いあるナンバーも演奏された。ステージを駆け巡りながら観客との交流を楽しむMIYAVIは、一瞬ともファンを飽きさせない。 「Youth of the...

  • [ライブレポート] OLDCODEX at Anime Expo 2016 (The Novo, 2016.07.03)

    2016年7月3日—。Anime Expo 2016にて、OLDCODEX対FLOWのバンドバトル「Anisong World Matsuri ~Japan Band Battle~」が開催された。両バンドのファンが大勢訪れ、熱気の冷めぬライブが繰り広げられた。 Read the English version here! 文:Emi 優しく、少し未来的なギターのイントロをバックにボーカルのTa_2とペインターのYORKE.が登場。 オープニングナンバーはアニメ「Free!」第2期の主題歌として人気を集めた「Dried Up Youthful Fame」だ。普段は想像つかない音楽とアートの異色のコラボが彼ら独自の世界観を作り上げる。ファンは馴染みのある曲に合わせて手拍子をしている。 アニメ「黒子のバスケ」のエンディングテーマに使用された「カタルリズム」が続く。先ほどとは一転し、ライブ会場はまるでディスコのような盛り上がりをみせる。ダンスチューンに合わせてYORKE.の描く絵はポップで眩しいピンクや青、黄色が散りばめられている。 続く「Landscape」は夏にぴったりの開放的なサウンドで会場を湧かせる。Ta_2とYORKE.が寄り添うと、客席からは歓喜の声が上がる。YORKE.は観客に水を撒き、Ta_2もステージを駆け回りファンを煽る。 4曲目は、「黒子のバスケ」第2期のエンディングテーマの「WALK」だ。会場の勢いはますます加速するばかりだ。ステージの両側に立ててある絵画には曲のタイトルが大きく描かれる。 最初のMCではTa_2が、初めてのアメリカでの気持ちをあらわにする。「はるばる国境を越えて、アメリカまで来たんですけど。俺個人、アメリカが初めてで、見るものが本当に新鮮で。」その後、観客に「日本語の言葉を覚えてもらいたい」ということで「マジパネェ」という言葉を教えている。YORKE.が「Nice to meet...

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