• [ライブレポート] VAMPS in Los Angeles (2016.11.07, El Rey Theatre)

    2016年11月7日。最強のロックデュオVAMPSが再びLAへ戻ってきた。およそ1年ぶりとなるLA公演。今回のライブは1930年代に設計されたEl Rey Theatreで行われた。 Read the English version here! オープニング・アクトはデトロイト出身のCitizen Zero。カントリー要素も混ざったロックで会場を沸かせた。前座が終わると、いよいよVAMPSの登場だ。HYDEはフードを被ったままステージに立つ。3曲目の「REDRUM」でフードを脱ぐと、彼の金髪姿に沸き起こる。LAのファンにとっては、K.A.Zの新しいギターを聴くのも初めてだ。高音が鳴り響く、今までとは一味違ったサウンド。新曲「SIN IN JUSTICE」から定番曲「VAMPIRE DEPRESSION」まで、彼らの勢いは増すばかりだ。 結成以来、VAMPSはDavid Bowieの「Life on Mars?」やMötley Crüeの「Live Wire」など、数々の楽曲をカバーしてきた。彼らが今回カバーしたのはRihannaの「Diamonds」。近年のポップスタンダードが彼らの演奏によって、一気にロックナンバーに仕上がる。 「みんな、調子はどう?楽しんでる?」HYDEが観客に向けてMCをする。「Citizen Zeroのメンバー、そしてみんな、ありがとう!」そう締めくくると、バンドは新曲「RISE OR DIE」を演奏。紫色の照明が彼らの吸血鬼テーマを強調している。 「WORLD’S END」のイントロが流れると同時に、手拍子が始まる。「BLOODSUCKERS」では見事なコールアンドレスポンスが披露される。改めて音楽は国境を越えられるということを思い知らされる。...

Exit mobile version