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2016年7月3日—。Anime Expo 2016にて、OLDCODEX対FLOWのバンドバトル「Anisong World Matsuri ~Japan Band Battle~」が開催された。両バンドのファンが大勢訪れ、熱気の冷めぬライブが繰り広げられた。

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文:Emi


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優しく、少し未来的なギターのイントロをバックにボーカルのTa_2とペインターのYORKE.が登場。

オープニングナンバーはアニメ「Free!」第2期の主題歌として人気を集めた「Dried Up Youthful Fame」だ。普段は想像つかない音楽とアートの異色のコラボが彼ら独自の世界観を作り上げる。ファンは馴染みのある曲に合わせて手拍子をしている。

アニメ「黒子のバスケ」のエンディングテーマに使用された「カタルリズム」が続く。先ほどとは一転し、ライブ会場はまるでディスコのような盛り上がりをみせる。ダンスチューンに合わせてYORKE.の描く絵はポップで眩しいピンクや青、黄色が散りばめられている。

続く「Landscape」は夏にぴったりの開放的なサウンドで会場を湧かせる。Ta_2とYORKE.が寄り添うと、客席からは歓喜の声が上がる。YORKE.は観客に水を撒き、Ta_2もステージを駆け回りファンを煽る。

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4曲目は、「黒子のバスケ」第2期のエンディングテーマの「WALK」だ。会場の勢いはますます加速するばかりだ。ステージの両側に立ててある絵画には曲のタイトルが大きく描かれる。

最初のMCではTa_2が、初めてのアメリカでの気持ちをあらわにする。「はるばる国境を越えて、アメリカまで来たんですけど。俺個人、アメリカが初めてで、見るものが本当に新鮮で。」その後、観客に「日本語の言葉を覚えてもらいたい」ということで「マジパネェ」という言葉を教えている。YORKE.が「Nice to meet you! We want to cherish each one of you, right here.」と告げると同時に、再びファンが大きな歓声をあげる。

続く曲はしっとりしたオープニングで始まる「Aching Horns」。映画「ハイ☆スピード! -Free! Starting Days-」の主題歌ということもあり、ファンの表情は喜びに満ちている。

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「Rage on」ではYORKE.が、そして「Feed A」ではTa_2がそれぞれステージを降りて観客のもとへ行く。OLDCODEXのダークな部分を引き出す特徴的な2曲だ。

対する8曲目の「kick out」はアップテンポで、しかし少し気だるげな雰囲気が独特な味を出している。演奏中には観客から2人のファンをステージに呼び、4人揃って盛り上がっている。

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MCではアメリカのファンへの感謝の気持を述べた後、「Are you ready?」と言い、「reel」へと繋げる。10曲目には「Anthem」が続き、ラストの「Eyes in chase」が演奏される。バックバンドの魅力が最大限に引き出される、とてもパワフルな楽曲だ。

最後にTa_2がマイクなしで観客へ「ありがとう」と叫び、OLDCODEXのライブは幕を閉じた。


2016.07.08 SETLIST

01. Dried Up Youthful Fame
02. カタルリズム
03. Landscape
04. WALK
05. Aching horns
06. Rage on
07. Feed A
08. kick out
09. reel
10. Anthem
11. Eyes in chase


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 7月27日に発売されたシングル「Deal with」やオリコン週間チャートで3位を記録した最新アルバム「Fixed Engine」なども要チェックだ。なお、9月からはOLDCODEXの全国ツアーが始まるので、気になった方はぜひ足を運んでみてください。


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